幸せを得るための資産運用
幸せとは何か?
こう聞かれて即座に答えられる人ってどれくらいいるのでしょう。
人それぞれ幸せと感じることは違うと思います。
友人と遊ぶこと、家族と過ごすこと、旅行に行くこと、お金を貯めること、アニメを見ること、食べること、、、
みんな違ってみんないいと思います。
でも、残念なことに現代社会の大半の幸せは、得るために大なり小なりお金が必要だと思います。
お金がなくても幸せは手に入るという人がいますが本当でしょうか?
そんな人たちを否定したいわけではないですが、納得できないことも多々あります。
僕は幸せを得るためには資産運用をすることが最も近道だと考えています。
そこで、今回は幸せを得るという観点から資産運用について話したいと思います。
幸せの違いによる資金の違い
先ほども述べたように幸せと感じることは人それぞれ違います。
そのため、幸せを得るためには人それぞれ必要な資金も当然違います。
旅行に行くことを最も幸せと感じる人は毎年何回か旅行に行くための資金が必要です。
子供を育てることを最も幸せと感じる人は子供が独り立ちするまでの資金が必要です。
人は幸せになりたい生き物だと思います。
そのため、幸せだと思うことは欲しがります。
でも全て手に入る人はほとんどいません。
今最も幸せと感じることに十分な資金を充てられていない人は、いくつかの幸せを我慢しなければならないかもしれません。
旅行に行くための資金を作るために自炊をする。
息子の学費を貯めるためにパチンコを辞める。
幸せを我慢することは辛いことです。
でも、我慢も資産運用の一つだと思います。
ただし、我慢が続くと人は必ず崩壊します。
溜まりに溜まった鬱憤が爆発し、余計な浪費をしてしまいます。
じゃあ、どうすればいいのか?
我慢できない幸せと我慢できる幸せを自覚しないといけません。
幸せと感じることを順位付けしてみる
ここまでで人それぞれ幸せは違うこと、全ての幸せを得ることはできないことを述べてきました。
至極当然なことではありましたが、我々は普段欲しい欲しいというだけで、その幸せを本気で掴み取ろうとしている人はどれほどいるでしょうか。
次に幸せを掴み取っていくために何をすればいいのかについて述べます。
ズバリ!自分が幸せと感じることに順位をつけるのです!
- 紙に幸せと感じることを10個程度書きだす
- その幸せに優先順位をつける
- 絶対に叶えたい幸せが1位から何位まであるか把握する
- 最下位の幸せから少しずつ我慢をしていく(貯金)
- 我慢する幸せを増やしながら資産運用を行う(資産運用)
- 叶えたい幸せが叶ったら諦めていた幸せを叶えていく(さらなる資産運用)
もちろん、言うだけなら簡単です。でも、何か明確な目標だったり、ルールがなければ必ず人間は堕落します。僕はそうでした笑
4では幸せを得るための資産運用の資金作りをします。
注意してほしいのは、貯金するのは仕事を辞めても半年間働かなくても生きられる程度の資金で、資産運用に回すのはその先の余った資金です。
今を安心して生きるという幸せがままならない内に、他の幸せを求めると足元をすくわれてしまいます。
5では高額が必要な幸せを得るために、4の貯金を使って資産運用をします。
少額で叶う幸せならばこの5の資産運用はする必要ないかもしれないですね。
おそらくですが、普通は高額な幸せを得るために時間がかかってしまうと思います。
時間という武器があるならば、貯金よりも投資信託のような資産形成の方が有利になります!!
どうせ同じ時間を使うのであればよりたくさんの資産得る方がお得ですよね!
よりたくさんの幸せを叶えることができると思います!
どのような資産運用をすればいいのか、資産運用をするメリットについては過去の記事に載せていますので、興味がある方は読んでください。
文字にすると難しそうに見えるのですが、本当に簡単なことでいいのです。欲しいものを買うために週刊誌の購入をやめるだったり、本当に簡単なことの積み重ねから始めていけばいいと思っています。
最低限の幸せと生活保護
最後にお金はこの日本で生きるために必ず必要であるということについて書きます。
【引用】
第1項 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
第2項 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
(出典 日本国憲法)
この生存権は人間らしく生きるための権利であり、日本国民全員が持っているはずのものです。
これに基づいて生まれたの制度が生活保護制度であり、生活に困窮した方は生活保護費を受給しています。
つまり、最低限の生活、最低限の幸せを得るためにもやはりお金は必要なのです。
半年間分の貯金さえない人は、月々の損益だけを考えると生活保護の方のようにぎりぎりの状態で生きており、目標とする幸せから遠く離れたところにいるかもしれません。(生活保護受給者の方が不幸せと言っているわけではありません。)
もちろん、趣味や娯楽ができるだけ生活保護の方よりも裕福と言えるかもしれません。
反対に、生活保護費を受給している人は仕事をしていないから、時間的に裕福と言う方もいるかもしれません。(これはもちろん間違った考えだと僕は思っています。)
でも、ここで一番大事な考え方になってくるのはやはり、自分にとって価値のある幸せを考えることです。幸せになるために幸せを我慢するのは辛いことです。ただし、それを着実にこなしていく人だけが、次々に幸せを叶えていき、新しい幸せに出会うことができると思います。
確かに、生活保護に関しては色々な問題があると思います。
ただし、我々働いている人間も今後何が起こるか分かりません。
いざというときに最後のセーフティーネットがあるという意味では非常に重要な制度だと僕は考えています。